M&Aの手数料

M&Aの実務, 誰でもできるM&A

M&Aは煩雑な手続きが多く、専門的な知識も必要なため、M&A仲介会社に依頼する場合がほとんどです。仲介会社には一定の手数料を支払う必要がありますので、アドバイザリー契約を締結する前に、しっかりと手数料を確認しておきましょう。
M&Aの手数料は、一般的には次の2種類からなります。

①着手金

アドバイザリー契約締結後に発生する手数料であり、資料作成やマッチングに対する対価として充当されます。
原則として、M&Aの最終契約の締結いかんにかかわらず返金されません。

②成功報酬

M&Aの成立を前提として支払うものです。金額については各社によって違いますが、一般的にはレーマン方式という算出方法を採用するケースが多いようです。

取引金額が4億円の場合は
4億円×5%=2000万円
が手数料となります。
それでは、スモール企業で取引金額が1000万円の場合は
1000万円×5%=50万円
かといえば、必ずしもそうではありません。
なぜなら、多くの仲介会社は最低手数料基準というものを設定しているからです。この最低手数料基準も各社バラバラで、中には1000万円、2000万円という高額な最低基準を設定している会社もありますので、事前の確認が必要です。

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