経営者の分担制 ~M&Aによる経営者のバトンタッチ~
会社のライフサイクルに合わせ、経営者に必要とされる能力も変わります。
- 創業期 0から新たな事業を立ち上げるのが得意な経営者
- 成長期 業務の拡大に合わせ、社内の体制整備が得意な経営者
- 成熟期 経営者に代わりマネジメントできる人材の採用と育成が得意な経営者
経営に高度なスキルが求められる現代で、これら全ての点で秀でた能力を発揮するのは至難の業です。
そのため、最近では経営の分担制が叫ばれています。プロ野球のピッチャーが先発、中継ぎ、抑えというように個々の能力に合わせて業務を分担するように、経営者も次々にバトンタッチしていくのです。最近では得意分野で次々と起業しては会社を譲渡して資産を築く「連続起業家(シリアルアントレプレナー)」も見られるようになってきました。
今後、後継者のいない会社が新たな経営者にバトンタッチされていく。
別の秀でた能力を持つ経営者のもとで成長していく。
M&Aによってそれが実現する。
そんな時代がすぐ目の前に迫っているのです。